• メタクエスト用新作、今年第4四半期リリース目標
• ゲームズコムで初公開、グローバル進出目指す
• 没入型コンテンツ開発力に注力、高い期待

没入型コンテンツ専門企業ニューメティックは、新作XRゲーム「ヒドゥンピクチャーズ エージェント Q」を来月ドイツ・ケルンで開催されるゲームズコムで披露する。韓国コンテンツ振興院が主催する「2024ゲームズコム韓国共同館」のB2Bプログラム参加企業に選定されたニューメティックは、今回のイベントで世界中のゲーム関係者に新作を公開し、フィードバックを収集してゲームの完成度を高める計画だ。

「ヒドゥンピクチャーズ エージェント Q」は、今年第4四半期にメタクエストストアでリリースすることを目標に開発が進められている。このゲームは、隠された絵探しとアドベンチャーを組み合わせた、スパイ物推理、ボードゲームなど多様な要素を融合させたXRパズルゲームだ。可愛いミニチュアジオラマ形式のステージで、様々なゲームモードに挑戦することができる。

オソン ニューメティック代表は、「メタクエスト3で現実世界と仮想空間を融合させ、さらに高いレベルのインタラクションを実現したのが、今回のタイトルの核となる」と語り、「グローバル市場進出の重要な機会となるだけに、私たちの力を最大限に発揮したい」と強調した。

一方、ニューメティックは第75回ヴェネチア国際映画祭で最優秀VR体験賞を受賞した「バーディVR」プロジェクトの総括プロデューサー、オソン代表を中心に、有名なアニメーション制作会社出身のスタッフで構成されている。アンリアルエンジンを活用したリアルタイムレンダリング技術をVRコンテンツ制作に導入することで、XRゲーム、メディアアート、VR映画など、様々な没入型コンテンツを生み出している。

ニューメティックは、今年初めに「リアルVRフィッシング」を開発したデブズユナイテッドゲームズ、そして「アニ팡」のイジョンウン代表からシード投資を受けており、現在、プレA段階の資金調達を行っている。