バーチャルYouTuberプラットフォーム「マスコズ」の運営会社である「オーバー・ザ・ハンド」は、8月20日に、新しいユニバーステーマ「ベスティアアカデミー」をアップデートしたと発表しました。「ベスティアアカデミー」は、英語で「Beast Academy」を意味し、サブカルチャーでよく登場する動物の特徴を持ったキャラクター、つまり「獣人」をテーマにした世界観です。今回のアップデートにより、仮想アバターに動物の尻尾や東洋風の衣装などが追加される予定です。

「ベスティアアカデミー」テーマは、既存のマスコズユーザーだけでなく、新規ユーザーにも大きな注目を集めています。獣人キャラクターを中心としたこの世界観は、サブカルチャーファンにとって特に魅力的な要素となるでしょう。今回のアップデートは、単なるアバター提供を超えて、テーマに合わせた世界観、アセット、グラフィック効果、放送背景などを提供する「ユニバース」サービスの一環として行われました。

オーバー・ザ・ハンドは、今回のアップデートに伴い、「ベスティアアカデミー生徒募集」イベントも開催しています。このイベントは、獣人アバターを使って放送したい方は誰でも参加でき、当選者には限定版2D放送アセットが提供されます。このイベントは、マスコズユーザーから大きな反響を得ており、多くのバーチャルYouTuberがこの機会を利用して、自分だけの個性的なコンテンツを作成すると期待されています。

「ユニバース」サービスは、マスコズが提供する単なるアバターと放送関連機能を超えた、新しい概念のサービスであり、特定のテーマに応じて世界観と放送アセットを提供することが特徴です。今回の「ベスティアアカデミー」以前には、魅力的な外見をテーマにした「クラシックユニバース」が公開されており、今回のアップデートでは、クラシックユニバースにアバター画像をファイルとして保存できる「スタジオ」機能が追加されました。このようなスタジオ機能は、まもなく「ベスティアアカデミー」にも導入される予定であり、ユーザーにより多様で創造的な放送環境を提供すると見られています。

今回の「ベスティアアカデミー」アップデートは、マスコズプラットフォームの新たな飛躍を意味します。オーバー・ザ・ハンドは、今後も様々なテーマと機能を通じて、ユーザーに新たな体験を提供していく予定です。今回のアップデートをきっかけに、マスコズはバーチャルYouTuber市場でさらに大きな影響力を発揮すると期待されています。